幻のレザーの再来
その昔、世界で最高級とされていたロシアンレザー。
美しい菱形の模様、恐ろしい程の耐久性と撥水性、放たれる独特の香り、伝統的な赤褐色に染められたその革は人々を虜にしてきました。
しかし1917年に起きたロシア革命の混乱と共に製法の詳細が失われ、再現及び生産が不可能とされいつしか忘れ去られていました。
1973年イギリス海峡の沖で約200年前に沈没したメッタ.カタリーナ号を発見。様々な物品類と共に積荷の中から無傷のロシアンカーフが出てきました。海底の底で200年近い年月を耐えロシアンレザーが息を吹き返しました。
この貴重なロシアンカーフをフランスのビッグメゾンが買い取り、この革の神秘を解明するためにチームを発足。ローマ時代から続く製法を今日まで継承している英国老舗タンナーJ&F Baker社と共に5年間にわたる研究の末、遂に幻のロシアンレザーが蘇りました。
蘇ったこの革の名前は、ベイカーズ ロシアン カーフ(ヴォリンカレザー)。
J&F Baker社によって白樺、樫、柳の樹皮のタンニン液に浸しておよそ1年かけてじっくりとなめされた後、仕上げにロシア産の白樺のオイルを職人達が直接すり込んでいきます。これはロシアで行われていた伝統的な工程と同じで、しなやかでありながらとても頑丈で、耐久性と耐水性に優れた革となります。
【仕様】
紙幣ポケット×1
貨幣ポケット×1
カードポケット×7
小ポケット×2
内側の革は仏アノネイ社ボックスカーフ パルメラット
傷が付きにくい仕上げと、細かい型押しを施している上品なボックスカーフ
ジップはYKKの最高級「エクセラ」を使用
本体とデザインを統一した引き手
ロシアンカーフウォレット専用の桐の木箱に入ります
こちらのスタッフブログでも商品の紹介をしております。
↓↓↓↓↓
「ITUAIS」 失われた最高の革が再び。“ロシアンカーフ”の限定ウォレットが発売です。